主イエスにつながる(抜粋)

                    2024.4.28

イエスは「わたしにつながっていなさい(ヨハネ15:4)と言われます。

私たちは自分が、主イエスにつながっているんだということを、どのようにして、感じることができるのでしょうか。

私たちは、兄弟姉妹との信仰の交わりを通して、主とつながっていること
を感じるのではないでしょうか。私たちは、共に主を讃美し、共に恵みを分
かちあいます。回を重ねるごとに、自分たちはつながっているんだという自覚
が、更に強くなっていきます。交わりから離れたら、つながっているという思い
は薄れていきます。

 二週間前、富士のあるキリスト教会の方が、ご夫婦で私の所に立ち寄っ
てくださいました。一時間ほど話して、帰っていかれました。帰りがけに、共に
祈りました。この方と一緒に祈ったのはこの時が初めてでした。しかし、この時
私は、教会は異なっていても、「祈りによって、主につながっているんだなあ」
ということを強く感じ、励まされました。この信者のつながりは、全世界にまで
広がっています。

鷹岡チャペルの教会員の娘さんが、エジプトで、宣教活動をしています。スイスのローザンヌに活動拠点があり、そこから派遣され、グループで活動をしています。最近、イラクにまで活動範囲を伸ばしているとのことです。

イラクで彼女たちは、難民キャンプや刑務所を訪ねて活動をしています。難民キャンプの人々の表情は暗く、明日への希望を持てない人々ばかりです。彼女たちはそれらの人々に聖書の話をしています。

イスラム教が支配している社会、差別や迫害の中で、主を信じて、地下教会で、信仰を守っている人々がかなりいるようです。私たちは、現地の人々のために何もできませんが、ただ祈ることによって、私たちは主に属する枝として主につながっていると思います。私たちは、戦っているそれらの地下教会の人々やそれらの人々に福音を伝えている人の事を思い、信仰生活の
励みにしていきたいと思います。             三田増雄 師